髪の毛 頭皮の知識

忙しくて美容院へ行けない人へ。<パーマと白髪染めは別日がおすすめな理由を解説>

  • なかなか美容室に行く時間がない方に多いパーマと白髪染めを同時に施術しない方がいい理由を解説しています

40代の頃から加齢による髪の毛の悩みは大きく増えます。特に以前に比べて「髪の毛のハリがなくなった」「ボリュームがなくなり根本がペタンとしやすくなった」など感じたりすることはありませんか?

髪の毛のボリュームが減ったときの対応策で多く選ばれるのは「パーマです」

ウェーブをつけることでふんわりと根元にボリュームをつくれたり、朝の忙しい時も手ぐしで簡単に手間をかけずにヘアスタイルを整えれるので髪の毛のボリュームが気になり始める40代女性はパーマを愛用している人が多いです

しかし実際にパーマはヘアカラー並み、場合によってはヘアカラー以上に負担がかかる場合があります

やまかげ
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まずはパーマの仕組みについてざっくりと解説しますね

パーマの仕組み

  • パーマはコルッテクスを構成しているタンパク質に化学変化を起こさせて、髪の弾力を失わせて真っ直ぐな毛をカールさせたり、くせ毛のように変形させてウェーブを固定させる仕組みです

最近のパーマ液は大きく進化して髪へのダメージはかなり抑えれるようになりました。

ヘアカラーもパーマも、キューティクルを開いてコルテックス内部に薬剤を浸透させるものです。同じ日にカラーとパーマをした場合、どちらかの施術が終わったあと、髪の状態が安定しないままキューティクルを開いて再び薬剤を浸透させると、髪の毛や頭皮にかかるダメージがますます大きくなります

40代女性で忙しくてなかなか美容院へ行く時間が取れない方に多いのが、「パーマと白髪染めを」同じ日に施術することです。

やまかげ
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パーマと白髪染めはできれば別々の日するのをおすすめします。理由を解説しますね

パーマと白髪染めは別日がおすすめな理由

そもそも「医薬品医療機器等法」という法律では、医薬部外品に当たるヘアカラー剤やパーマ剤を同じ日に使うことを禁止されています。

髪の毛や頭皮、身体への影響を考慮していると同時に、パーマの薬剤がカラーの薬剤の効果に影響を与えるからです。

40代女性
40代女性
でも私は同じ日に美容院でパーマとヘアカラーを施術してもらってます

でもどうしても忙しくてなかなか美容院へ行く時間が取れない方は「パーマと白髪染めを」同じ日に施術する人も多いと思います。

やまかげ
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基本はヘアカラーとパーマは同時施術が禁止ですが実はヘアカラーとパーマが同じ日に施術を認められるパターンがあります
  • パーマ剤には医薬部外品に分類されるものと、化粧品に分類されるものがあり化粧品のパーマ剤であればカラーと同じ日の施術が認められます

化粧品のパーマ(コスメパーマ)であれば髪に負担がかからないわけではないので、基本的には別日に行うのがベストです。

やまかげ
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「パーマと白髪染めを」同じ日に施術すると他にもリスクがあります。

「パーマと白髪染めを」同じ日に施術をする場合、どちらかの一方の仕上がりに妥協が必要になります

リスク
  • パーマを先に行った場合、後からする白髪染めはきれいに仕上がるのですが、髪の状態が安定しないままキューティクルを開いて再び薬剤を浸透させるので、最初にかけたパーマがゆるくなる可能施があります
  • 白髪染めを先にした場合、後からかけるパーマはきれいに仕上がるのですが、パーマ剤によってカラーの色が落ちて、色が明るくなってしまうことがあります
やまかげ
やまかげ
髪の毛の状態にもよりますが、パーマを先にかけてからヘアカラーをすることが多いです。どちらを先にしても、何かしらのリスクがかかることを頭には入れときましょうね。

どのようなパーマをしたいのか、どのような髪色をしたいのかなどしっかりと担当美容師さんと相談して納得のいくやり方を選んでくださいね

あなたの髪の毛が365日ずっとキレイが続きますように

ご参考になれば幸いです