- 1000円カットに行ったけど、髪型がうまく決まらない
- どう注文したらいいの?
この記事は1000円カットに行って髪型の失敗を減らせる注文(オーダー)のやり方を美容師が解説した記事です
向いていない人
- 1000円カットでゆっくりとヘアスタイルを決めたい
- 髪型を決めるのがめんどくさいから、全部お任せしたい
- 指名した人に切ってもらいたい
上記のどれかが1つでもあてはまるのであれば、1000円カットではない美容室はいきましょう

まず1000円カットがどんなシステムで、どういう特徴なのか、事前に絶対知っておいたほうが失敗が少なくなります。
- カウンセリングは1分もしない
- ヘアスタイルを完全に美容師にお任せすることはできない
- シャンプー、ブローはない(お店による)
- 予約制ではなく、ご来店順制で待ち時間が2時間から3時間かかる時がある
- 特殊なカットはできない
- スタイリング剤をつけていくと断られる場合がある
お店によってルールは違いますが、このことを踏まえて1000円カットに行きましょう^ ^
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カウンセリングは1分もしない
1000円カットは基本的に、「カット」に特化した美容室です。
1000円カットは人数をひたすらして、常に時間と戦っています
1人あたりにかかる時間も10分から遅くても20分の間にカットが完了するので、カウンセリングをする時間がありません
髪型をしっかり相談してからカットしてもらいたい方は必ず後悔すると思います
お店によったら切り直しをしてくれるところもありますが、基本的に切り直しをしてくれません。
- ヘアカタログをお店に持っていく
- スマホで調べて写真を保存して見せる(例)短髪おすすめなどで検索
ポイントは「正面」「横(サイド)」「後ろ(バック)」が分かる写真を準備しましょう
ヘアカタログおすすめサイトは、「ホットペッパービューティー」
<h2ヘアスタイルを完全に美容師にお任せすることはできない>
自分がどんなヘアスタイルが似合うか分からない、ヘアスタイルを決めるのがめんどくさい方にありがちなパターンです
後は「わたしに(僕)似合うようにしてください」「ちょっと切って」「適当に切って」「バッサリ切って」など曖昧な言い回しもNGです。
1000円カットでは美容師さんに髪型を全部お任せはできないです。できたとしても自分が理想している髪型になる可能性は低いと思っておきましょう
- 前髪、サイド、トップ、バック4箇所の長さを指定してオーダーする(自分が思っている以上に長めに残す言い回しが、切られ過ぎを防げるので無難です)
- 伸びた分切ってもらう(例)1ヶ月前に切ったので、それくらい切ってとお願いする
ある程度1000円カットで切ってもらわないと言いづらい技ですが、切り過ぎの失敗をかなり減らせます。
お客様が思う1センチと美容師さんの1センチは違うので心配であれば「2センチってどれくらいの長さですか?」と確認しましょう
- 前髪の頼み方
例「眉より上、下」「目にかからない長さで」と指定する
- 毛量
例「軽めにすいてほしい」「重めにすいてほしい」「膨らまない程度にすいてほしい」毛量が軽すぎるとはねやすくなるので、心配なら自分の毛量を美容師さんに確認しましょう
- サイドの頼み方
例「耳に3センチかかる長さ」「耳たぶから2センチ下、上の長さ」
- バック
例「サイドに長さに合わせて切ってください」「サイドより1センチ短めしてほしい、サイドより長めに切ってほしい」
1000円カットに通って常連さん、顔馴染みになったらスタイリストさんもお客様を覚えていると思うので分かってもらいやすくなります。
1000円カットに通って常連さんになられても、「いつもと同じで」、「前回と一緒で」などの言い回しにも気をつけてください。基本的にカルテがないので、お客様の数も多いので覚えきれません。
なのでその都度きちんと説明しましょう
シャンプー、ブロー、セットはない(お店による)
1000円カットはカットのみなので、ヘアアイロンで巻いてもらったり、ブローをしてもらえると期待をせずに行きましょう
ワックスも置いてないので、スタイリングはしてもらえないものだと初めから思いましょう
- 割り切る
- シャンプーやブローをしてくれる低価格サロンを探す
シャンプーやブローをしてくれる1000円カットもありますので、近隣の美容室を探してみてください
予約制ではなく、ご来店順制
予約制と違って、混む時と混まない時があるので正直早く切ってもらえるかは運任せです。
混み具合では1時間〜3時間待つ場合があります
- 朝一オープン前に並ぶ
- 美容院に電話があれば、電話して混み具合を確認する
- 一回来店して、時間まで外出する(外出できるかはお店による)
どの時間帯が混むかはお客様次第なので、確実に早く切ってもらう方法としては朝一にオープンで並んでいたら確実だと思います
券売機でカットのチケットを購入するお店の場合
購入されたチケットは当日のご案内した時間に限り有効の場合が多いです。
噴出してしまったら、再購入しないといけません。
噴出には気をつけましょう
特殊なカットはできない
男性のラインが入ったヘアスタイルや、床屋さんでするような刈り上げスタイルなど
お店によりますが、2ブロックもできないお店もあります
- 専門店で切ってもらう
- 似たようなスタイルに変更する
ちょっと手の込んだ髪型を1000円カットでは切ってもらえない可能性が高いのと、仕上がりも違う感じになる可能性が高いです。
本当にそのヘアスタイルがやりたい場合は予約制の美容室、理容室行かれた方が納得のいく髪型に切ってもらえると思います
1000円カットは15分から20分以内に終わるので時間が、かかるような髪型は断られます。
スタイリング剤をつけていくと断られる
1000円カットではない美容室、理容室ならシャンプーをしてもらえるので大丈夫ですが、あまりにもワックスで髪や頭皮がベタベタの方は1000円カットは基本シャンプーがついてないので断られる場合があります
- 整髪料をつけて行かない
- 痛いのを我慢して切ってもらう(男性がジェルで髪の毛をパリパリにして行った場合)
- シャンプーがある1000円カットへ行く
1番良いのは整髪料をつけて行かないことです。
まとめ
いかがでしたか?
僕は1000円カットに対しては正直悪いイメージをもっていました。
でも実際に1000円カットで働いて、切ってもらって思ったのが
「1000円カット=下手、雑」ではないということです
もちろん僕は運が良かったということもありしたが
1000円カットは自分の頼み方次第で時間効率やコスパよく使うことができます。
1000円カットの良さ、美容室良さがあるので、ご自身のライフスタイルに合わせて美容室を選んでいただくのが1番良いと思います^ ^
もし1000円カットに行かれる場合は1000円カットでの髪型の注文の「伝え方」はとても重要なので覚えておいて損はありません
ご参考になれば幸いです
あなたに合う美容室が見つかりますように