ヘアカラー

全16色の資生堂カラーミューズ(COLORMUSE)という塩基性ヘアカラーを解説!

やまかげ
やまかげ
この記事は2018年に発売された資生堂のカラーミューズ (COLORMUSE)という塩基性ヘアカラーを美容師が実際に使って解説した記事です
この記事でわかること

  • 塩基性ヘアカラー カラーミューズ(COLORMUSE)の特徴
  • カラーミューズの使い方やレシピ
  • カラーミューズを実際に使った「beforeとafter」の髪色

 

「カラーミューズはこんな人におすすめ」
  • ブリーチ後にビビット、ペールトーンをやりたいけど、地毛の赤みが強くて思った色にならない
  • 髪の毛のケアをしながら、色持ちをよくしたい
  • ブリーチなしで綺麗な色をしたい

カラーミューズ(COLORMUSE)というヘアカラー剤ですが

ビビット(絵の具のような色)な色からペール、ナチュラルまでカラーバリエーションが「無限大にあり」

SNSでも話題でかなり勢いがあるヘアカラー剤です

カラーリングだけでなく「色素除去」「アフターケア」「ホームケア」まで一貫した製品ラインナップが揃っています

「カラーミューズのイメージ動画です」

 

 

 

やまかげ
やまかげ
カラーミューズ(COLORMUSE)でヘアカラーをすると髪の毛を傷めず簡単にビビット、ペールヘアカラーを楽しめます。

見たいところにタップ

カラーミューズ(COLORMUSE)とは?

アジア人の髪のために特別に開発した、「カラーミューズ(COLORMUSE)」

このヘアカラーは、日本人特有の赤みのある髪の毛にも、12色の厳選したラインナップから生まれる無限のカラーバリエーションと

専用ケアアイテムによりどんな髪色でも

何度でも、制限なく、自由に楽しめるというのをコンセプトにしているカラー剤です

どんな想いを込められてカラーミューズはできたの?

発想やひらめきを与える人を=MUSE(ミューズ)

カラーミューズという名前には「無限に広がるカラーバリエーションによって、他にはないアイデアを(クリエーティビティ)を発揮し、多くの発想やひらめきを生み出してほしい」という想いを込めらました。

やまかげ
やまかげ
カラーミューズが「日本人の赤みを抑えたり」「色持ち良い」のはカラーミューズオリジナルのこだわりがあるからです^ ^
3つのこだわり
  • 厳選した染料のみで配合した色調設定

無限の色を表現するために、激選した染料のみを採用し、赤みの強いアジア人の髪の毛にも思い通りの色を表現するために、アンチレッドメラニン染料を配合して赤みを打ち消します

  • 浸透促進コンプレックス処方

資生堂オリジナルのスキンケア成分アクアインプールを書くとした浸透促進コンプレックス処方を採用し、高い色持ち効果と、ケア効果を発揮します

  • カラーアンカリングテクノロジー

美白スキンケアにも使われるVC-IP核とした独自処方により、高い色持ち効果をサポートして、日々のダメージからも髪の毛を守ります

塩基性ヘアカラーとは、どんなカラーなの?

男性
男性
そもそも塩基性カラーって何?
やまかげ
やまかげ
塩基性カラーとは「カラートリートメント」のことをいいます
「カラートリートメントとは?」
  • 分子が髪の毛の内側に浸透せず髪の毛の表面に付着してイオン結合して色をつくります
  • 髪の毛の状態がアルカリに傾いているほど、染まりがいいです
  • アルカリカラーよりも髪の毛にかかる負担がなくて、トリートメント中心の構成なので、艶やハリコシを出します

カラートリートメント(1剤式)は、2剤式(永久染毛剤)のようにリフト力は「色を明るくする」ありません。
また髪の毛の状態にもよりますが、色持ち(持続期間)は約2〜3週間で色が抜けてきます

女性
女性
髪の毛の表面に付着するってことは、ヘアマニキュアと一緒なの?
やまかげ
やまかげ
塩基性ヘアカラーも、ヘアマニキュアも豊富な色のバリエーション(特にビビットなヘアカラー)があり、似ているようですが、ヘアマニキュアと、塩基性カラーの性質は違います

本来健康な髪の毛は「プラス+」の電子を帯びています

ヘアカラー、パーマ、熱による負担(ドライヤーやヘアアイロン)をする髪の毛「マイナスー」の電子を帯びています正確には根元以外の中間から毛先の部分

塩基性ヘアカラーとヘアマニキュアの違い

塩基性ヘアカラーは「プラス+」イオンの性質
ヘアマニキュアは「マイナスー」イオンの性質

  • 塩基性ヘアカラーはダメージ部分の髪の毛に色がしっかりつきます(ブリーチ後など)
  • ヘアマニキュアはパーマ直後、ブリーチ後の髪の毛には色がつきにくい
塩基性ヘアカラープラスイオン性質ダメージ毛に合う色持ち
約3週間
リフト力なし
ヘアマニキュアマイナスイオン性質ブリーチには色がつきにくい色持ち
約3週間
リフト力なし

 

やまかげ
やまかげ
塩基性ヘアカラーもヘアマニキュアも基本的には綺麗に染まります!髪の毛の状態をしっかりと把握した上で、塩基性ヘアカラー、マニキュアを使い分けてみてくださいね

それぞれのカラークリームの特徴

カラーミューズ(COLORMUSE)の色の特徴を1つずつ解説します

やまかげ
やまかげ
ビビットな色を楽しみたい時は赤、黄色、青、ピンク、オレンジ、緑、紫が使いやすいです

2019.08.20に
資生堂カラーミューズから待望の新色が発売されました
スモーキーなニュアンスを持つパステルトーンを表現するために生まれた 2019年秋冬の限定カラーですアイスコーラルアイスピンクアイスラベンダーアイスシルバーの計4色です。

赤みや黄みをコントロールしつつ、柔らかい透明感と淡い色調をより簡単に実現します。

イメージ動画もあります

「使い方のポイント」

  • クリアや、ホワイトとの組み合わせによりペールトーンが作れる
  • グレーと組み合わせてスモーキートーンが作れる
  • ベージュ、ブラウンの組み合わせにより、ナチュラルな色を作れる

 

やまかげ
やまかげ
「グレー 」「ブラウン 」「ベージュ 」「クリア」「 ホワイト」のおすすめの使い方を解説しますね^ ^
5色の使い方
  • 「グレー 」

シルバーやグレーなどスモーキーなトーンをしたい時に使います

  • 「ブラウン 」

色に深みが欲しい時やトーンダウンしたい時に使います

  • 「ベージュ 」

派手すぎず、自然な色にしたい時に使います

  • 「クリア」

色の濃度をコントロールして、ダメージ部分の髪の毛にツヤ感を出したい時に使います

  • 「 ホワイト」

ブリーチの黄みおさえて、パールのようなツヤが欲しい時に使います

基本的に「グレー 」「ブラウン 」「ベージュ 」「クリア」「 ホワイト」の5色は単品で使うよりも、他の色と混ぜて補助として使ったほうが効果が高いです。

もちろん単品使いでも色は出ますが

「グレー 」「ブラウン 」「ベージュ 」「クリア」「 ホワイト」を単品で使う場合は最低でもブリーチを2回しないと、色を出すのは難しいです

Instagramではホワイト グレー クリアが絶大的に人気です

カラーミューズ(COLORMUSE)の色の強さ

色の強さを理解することは、色表現をの指標となるので、とても重要だと思います

こちらの図は、各色の強さを数字で示しています

色の強さの数字が大きいほど、色の影響が強く出ます。

例えば、図の数値を使って標準の緑色が作りたい場合を例にしてお話しします

(強さ15)と黄色(強さ5)で1:1の割合で緑をつくると

青に近い緑が完成します

標準的な緑にしたいときは、(1)に対して黄色(3)の割合で作ると標準な緑が完成します

標準の緑

カラーミューズ(COLORMUSE)を使ってヘアカラーをするときは

この色の特徴を理解する事がとても重要です

〜カラーミューズ(COLORMUSE)の赤を使う注意点〜

  • ホワイトやクリアで薄めて使う
  • 赤が好きな方と相性◎絶対に赤しかしないという方は単品使いをオススメします
やまかげ
やまかげ
カラーミューズ(COLORMUSE)の赤は濃度がかなり濃いです。カラーチェンジする時にこの赤が影響するので注意してくださいね

実際に毛束を染めてた写真です

カラーミューズはアルカリカラーとの相性がいいです

カラーミューズにアルカリカラーに混ぜた施術も可能です

ブリーチをしないで通常のヘアカラーを繰り返されている方でもカラーミューズ(COLORMUSE)を楽しめます

ブリーチ1回の毛束と2回以上の毛束にカラーミューズ(COLORMUSE)を染めた毛束です

〜ブリーチ1回、2回の髪の毛にカラーミューズで髪の毛を染めた場合〜

  • 色みも鮮やかでビビットな色や透明感のある外国人のようなペールな色ができる
  • ブリーチ1回でも仕上がりのクオリティは高い
  • ブリーチ2回になると、ブリーチ1回目よりも色の仕上がりのクオリティが高い

クリアとホワイトを単品で使いました

実際に、クリアとホワイトを使って毛束を染めました

上段の毛束 ブリーチ3回

下段の毛束 ブリーチ2回

カラークリームを洗い流した結果

ホワイトやクリアを色みとして出したい時は

  • ブリーチ2回以上必要
  • ブリーチ1回のみだと黄色みをうすめるくらいしかできない
  • 髪の毛全体をホワイトにするとかなり髪の毛に負担がかかるので、ホワイトやクリアをやりたい場合は毛先のみをブリーチ2回以上をされるやり方ですと、負担も少なくてすみます
やまかげ
やまかげ
実際に毛束を染めて思ったことは、やっぱりブリーチをした髪の毛の方がカラーバリエーションが広がります

 

カラーミューズ(COLORMUSE)の使い方

カラーミューズ(COLORMUSE)の使い方について解説します

使い方もシンプルでとても簡単です

カラーミューズ(COLORMUSE)の基本工程

  1. 残留色素除去(カラーリムーバー)
  2. プレシャンプー(1,2が必要ない場合はしなくていいです)
  3. カラーミューズ(COLORMUSE)専用アイテムで栄養分補充(カラーイコライザー)
  4. カラーリング(カラークリーム)
  5. シャンプー(メーカーにこだわりはありません。洗浄力の強いのはやめておいたほうがいいです)
  6. カラーミューズ(COLORMUSE)専用トリートメント(トップコート)
  7. ホームケア カラーミューズ(COLORMUSE)専用のシャンプー トリートメント

ひとつひとつをポイント付きで説明します

⑴カラーリムーバー

ダメージを抑えながら残留色素を取り除きます

カラーチェンジに適した脱線剤です(カラー知チェンジの際必要であればお使いください)

カラーリムーバーを使って残留色素を取り除いた毛束です(15レベルの毛束です)
2回目のところをご覧ください
カラーミューズ(COLORMUSE)のヘアカラー後であれば、落ちにくい色も取れます
3回目には、1回目の色の反対色で染めています
カラーリムーバーを使えばカラーチェンジがかなりしやすくなります

カラーミューズ(COLORMUSE)の赤は色素がかなり濃いので抜けにくいです
カラーミューズ(COLORMUSE)の赤でヘアカラーをする場合は、

しっかりとスタイリストさんと相談しましょう
カラーリムーバーごのシャンプーはしっかりとして、カラーリムーバーをしっかりと洗い流す(カラークリームを綺麗に入れるために)

カラーチェンジをサポートします

3種の過硫酸塩をベストバランスで処方し、メラニン分解と、髪の毛にかかる負担を減らします

⑵カラーイコライザー

ヘアカラー施術前後に使用することで、髪の毛の状態をととのえて美しい均一のヘアカラーをサポートします

カチオン化ポリマー吸着効果

カチオン化ポリマーがダメージ部分に吸着することで、

髪の毛表面の状態をととのえて、カラークリームの均一な染まりをサポートします

 

⑶カラークリーム

頭皮につかないように毛先までたっぷり塗布します

基本的に10分間(最大でも20分間)、時間をおくだけで綺麗に染まります

ダメージレスでジアミンも入っていないので、カラーでかぶれてしまう方も安心してご利用できます

またビビットな色だけではなく、「グレー、ブラウン、ベージュ、クリア、ホワイト」といった調整できて、幅広い色表現が可能です

カラークリームを流すときは髪の毛から色が出なくなるまでしっかりと流し

シャンプー後にカラーイコライザーを髪の毛に揉み込むと色持ち効果が高まります

カラートップコート

髪にうるおいを与えながら、つややかで美しい仕上がりと、

ヘアカラーの退色防止するトリートメントです


カラーシャンプー後しっかりと水気を切って、

髪の毛にカラートップを髪の毛全体になじませます

カラートップコートの使用量目安です
ショート  2プッシュ
ミディアム    3プッシュ
ロング   3プッシュ

カラーミューズ(COLORMUSE)でヘアカラーしたあとは、

カラートップコートをつけるのをオススメします

トップコートをつけるだけで、色持ちが一週間違います

カラートップコートの成分

カラーアンカリングテクノロジーの採用
高い色持ち効果とダメージケア効果を発揮します
Sヒアルロン酸*配合
髪の毛をしなやかな手触りに仕上げます

⑸カラーシャンプー カラートリートメント

カラーリング後の色持ちをよくし、美容室での仕上がりの髪の毛の状態を

綺麗にキープしてくれるシャンプー、トリートメントです

カラーシャンプー カラートリートメントの特徴成分

髪色を美しく
使うたびに色素を補給し、髪色を美しく保ちます

カラーアンカリングテクノロジーの採用
高い色持ち効果とダメージケア効果を発揮します

Sヒアルロン酸
髪をしなやかに仕上げます

カラーミューズ専用のシャンプー、トリートメントは全部で3色あります

3種類構成
  • ブルー

アッシュ系やマット系のヘアカラーをされた方にオススメです

  • バイオレット

バイオレットのヘアカラーや、ハイトーンの黄色みをおさえます

  • ピンク

レッド系ピンク系がお好きなお客様にオススメです

カラーミューズを使った髪色(レシピも公開)

やまかげ
やまかげ
ここから先のページは実際にカラーミューズを人の髪の毛にカラーミューズを使ったヘアスタイルを一覧表にまとめています
一覧表
  • ピンクとバイオレットを混ぜた作ったレシピ
  • グリーン
  • ブルー
  • ピンク
  • ブルー
  • イエロー
  • 赤と黄色を混ぜて作ったオレンジレシピ
  • イエローとグレーを混ぜたレシピ
  • ブルーをブリーチをしていない髪の毛に使った場合
  • カラーミューズを通常ヘアカラーのアッシュに混ぜた

色々なパターンでカラーミューズは使用できるので是非試してみてくださいね

それではカラーミューズを使ったヘアスタイルをご紹介します

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